東京ジャーミィ - さや散歩

町田リス園からの帰り、小田急沿線でもうひとつみたいモノが
あったので、代々木上原駅で途中下車。

代々木上原駅から井の頭通りを歩いてすぐのところにある、
トルコ。

この前、建築本で発見して、一度見てみたいと思っていた建物。
旦那様も知らなかった様子。
早速訪れてみました。

１９３８年に建てられた建物は、老朽化の為に取り壊され、
２０００年に現在のモスクが開堂したらしい。

設計者はハッレム・ヒリミ・シェナルプという方で、
躯体工事は鹿島建設が行ったが、内装や外装はトルコから輸送した
資材を使ったとか！

ライルや大理石等、水とコンクリート以外のものはほぼ全てトルコから
搬送して、それと同時に１００人のトルコ人職人が来日し、
日本に滞在して、作業を行ったらしいです。

天井のタイル、装飾がとても鮮やかで繊細で、とても綺麗でした！

外観も大理石でとても綺麗だったし、内装も鮮やかなタイルや
絨毯でとても美しかったですが、

やはり、礼拝場は圧巻でした。

靴を脱ぎ、女性は入り口に置かれているスカーフで髪の毛を覆います。

中に入ると、ガラスから入る光が綺麗で、
上を見上げてしばらく立ち尽くしてしまいます。

ステンドグラス、装飾タイル、寄せ木の建具や家具、
そして絨毯など、どれも美しく、
「ブルーモスクを訪れてみたいな」と旦那様も。

トルコブルー、好きな色かも！

いたるところにトルコ文字で文章が描かれているのだけど、
トルコ文字の読めない私は、模様のように見えて、
それはそれでとても雰囲気があっていいなぁと思いましたよ。

神聖な場所ですが、誰でも無料で自由に見学が出来るので、
トルコに興味のある方は一度訪れてみるのもいいかもしれない！

旦那様が読んでいた、夢枕獏さんの『シナン』を読んでみようかな。

きっとトルコを訪れたくなるんだろうな〜。