地震後。

3月11日(金曜日)に地震があった。

週明けから、関東地域では、大幅な電車の運休、
本数の減少、そしてグループ毎に行われる計画停電がスタート。

月曜、都内に向かう人は大変やったみたい。
都内を走る山手線やメトロは比較的運行してたし、
私も旦那様も、普段と変わらない時間に家を出て、少し遅れるくらいで
出社できた。

でも、都内に向かう人たちが大変やったみたい。
都内への電車が運休とか、本数を大幅に減らしてはるから
駅に入れずに入場規制されたりとか。

私のバイト先の喫茶室が入る施設も、職員が半分も出社できてないということで
営業出来ずだったみたい。

計画停電の為に建物内は薄暗いし、人は少ない。

出社してきたものの帰宅できるかがわからないからということで、
出社してきてすぐに帰宅しはる職員さんも多数。

えらいことになったなぁ・・・

土日は、被災地の様子をテレビで見てて、津波の恐ろしさ、被災者の状況などで
「大変なことが起こった」という思いにはなってたけど、
まさか東京がこうなるとは。

そして、翌日、近所のドラッグへ行くと・・・
こんな状況。


なんでだろうか・・・不思議。

確かに、計画停電が始まったから、懐中電灯や乾電池、蝋燭、ライターなどが
売り切れるのはわかるけど。

いつもは山積みにしてある箱ティッシュやトイレットペーパーが一切無く、
生理用品、オムツ、コットンなど紙関係の商品が見事に棚にない。

少ないとかいう状況じゃなく、無い。ゼロ。完売。

あとね、ひどいのは食料品やね。

こんな大きな地震があった後やから、非常用リュックに入れておくための
缶詰や水など非常食を買わはるのはわかるんやけど・・・

ないんですよね。ほんまに。
ひどいのは、パン類、米、牛乳、ヨーグルト、納豆、肉類、カップ麺、かなぁ。

パン類や米、牛乳類なんて、一切棚にないんですよ、ほんま。

我が家にはまだ米はあるし、牛乳なくても紅茶飲んだらいいし、
ご飯炊けるならパンはなくていいし、ヨーグルトや納豆なんて
あえて今買い占めて毎日食べる必要なんてないと思うし・・・

何でこんなに買占めしださはったのか、不思議なんですよねぇ。

カゴにね、冷凍食品をてんこ盛り入れてはるのに、
肉のパックを何パックも入れ、レンジでチンするご飯も山のように買い、
レトルトのカレーやパスタソースまで買ってはるおばちゃんが居た。

この人はどこかあへ逃亡でもするんか・・・と思ってしまったよ(笑)

そないにしなくても、こういうときこそ家にあるものを上手く利用して
在庫を減らすってのはどうかな???

きっと、食料棚に残ってる、パスタ缶や乾物(春雨とかお素麺とか)が
あると思うなぁ。

我が家なんて、お素麺の木箱が丸々1箱あるし、乾麺もあるし、缶詰も。
こういうときにゴチャゴチャした食品庫や冷凍庫を整理しよう!!!

というわけで、我が家のある日の夕食。

冷凍庫にあった天カスと豚バラ肉、野菜室にあったキャベツ、長いも、葱、
賞味期限が1日切れちゃった玉子(知らない間に切れてた・・・笑)などなどで
お好み焼き。

小麦粉も玉子もスーパーには無いから貴重品やけど、
そのうちまた出てくるやろうから、あんまり気にしな〜い。

あとは、ご飯炊いて、味付け海苔で食べた。以上。

買いだめしなくても十分食べていけると思うなぁ。



・・・・・でもね、

買いだめしちゃう気持ちもよくわかる。
私も買ってしまうときもある。

だってね、自分はごくごく普通に買い物に行ってても、
目の色変えた人たちが走り回って、
品薄の棚にあるものをどんどん買い込んで行かはるのを見たら、
「自分も今のうちに買っておかないと、ほんとに必要なときないんじゃないか」
って気持ちになってしまうね。

自分だけのんきにしてていいんやろか・・・って不安に思ったりもするし。

買い占めてる人を見て、「ばかチンや・・・」と冷めた目で見ている一方で、
心の中では不安を感じてるんよねぇ・・・(笑)

ま、そのうち元に戻るでしょう!!!

それにね、我が家には京都にいる弟から支援物資が届いたからね。大丈夫!!!

メールで、「何か送ろうか」と気にしてくれた弟と義妹。
両親も毎日のように電話をくれて、困ってることあるか?何か必要なものは?と
気遣ってくれる。

ありがたいことやね。

特に困ってないよと返事したけど、心配した弟夫婦がダンボールに支援物資を
詰めて送ってくれたよ。
ラーメンにパックのご飯、ローソクやチャッカマンなどなど沢山。
弟からの手紙まで付いてて、その字を見ると涙がでたよ。(年でしょうか?笑)

被災者に比べたらずっとずっとマシだとはわかってるし、
こういうときこそみんなが協力していかないとっていうのは当然だと
理解してるんだけど、
やっぱり、駅に人が溢れて身動きが取れなかったり、スーパーに商品がなく
棚がすっからかんだったり、毎日停電するとかしないとか、何時からするとか
気にして生活してたり、原発のこともあるし、
やっぱり不安で気づかれもあるね。

そういう不安をわかってくれる人がいないっていうのは、
やっぱりしんどいものだから、弟夫婦や両親が気にして声をかけてくれるのは
とてもありがたいこと。

今回物資の面でも気持ちの面でも助けてもらってるから、
今度帰省するときにはお土産を奮発しよう!!!(笑)

どうも、ありがとうです。