思いがけない出会い
今日は家から一歩も出ず、家事&ワイドショー&読書。
(海老蔵さんの会見に合わせてね)
今日から読み出した本 → 柴田よしき『桜さがし』
この人の本は何冊か読んだことがあって、結構好きやったから、
この本も、あまり深く考えず、ただ「名前が綺麗やな」くらいで
この前借りてきた。
でも、これが思いがけず、嬉しい出会い。
読み出してすぐ、「朽木村」という地名が出てきた。
読んでいくと・・・
主人公の男女4人組は、京都市内の中学校の同級生で、
みんな京都で働いたり大学行ったりしてはる。
だから、文中の話し言葉はすべて関西弁やし、
話の中の場所も、すべて京都。
もう、これだけで私は嬉しくなる!!
東寺では、毎月21日に弘法市が開かれる。
私も、2,3度行った。何も買わなくても、ただ行くだけで
楽しい!面白い!わくわくする!
弘法市
↓
http://www.touji-ennichi.com/index.htm
この弘法市も出てきて、それだけでも嬉しいんやけど、
この弘法市のこと、「弘法さん」っていう名で出てきた。
京都では、弘法市とは言わず、「弘法さん」っていう。
清水寺のことは、「清水さん」
八坂神社のことは、「八坂さん」
そういう、京都の呼び方で出てきたから、読んでて、
京都に居るようなそんな気がして、嬉しかった。
あとはね、鴨川の飛び石も出てきたし、北野天満宮の梅園も
出てきた。
そしてね、八坂さん(八坂神社)のしだれ桜も出てきた。
主人公の女性二人が、ライトアップされたしだれ桜を見に
円山公園に行って、そして、長楽館でお茶。
そう、あの「長楽館」です!!!!
私たちが結婚式を挙げた場所。
もう来月で4年目に突入・・・。懐かしいなぁ・・・
100年前に建てられた洋館。
http://www.chourakukan.co.jp/#
2階には、伊藤博文が書いたという「長楽館」の看板。
ここも文中に出てきましたよ。
他にも、京都に住んでたらすごく身近に感じられる場所が
沢山出てきた。
通りの名前1つ、川の名前1つ、ただ自分が知ってる名前が
出てきたときって、すごくその話が身近に感じられますよね。
初めから「これは京都が舞台になってる話」って思って
読んだんじゃないから、余計に嬉しかった。
京都、離れてみてよくわかった。
やっぱりいいところ。
いるときには近すぎてわからなかったこともあったけど、
離れてしまって、痛感させられ中。
よいとこどすえぇ、京都は。