意外や意外、結構美味しいね!
林檎?そう、林檎!真っ赤なふじ林檎。
ジョナゴールドのテカテカしたんよりも、
素朴なカンジのふじが好きです!
で、本題。
林檎は林檎やけど、そんじょそこらの林檎じゃない!
高級な林檎か?
まさか・・・(笑)1個88円のスーパーセール品です。
何かというと・・・
「林檎の糠づけ」です。
びっくりですよね!
実は、先日読んだ小川糸さんの小説『食堂かたつむり』に
出てきたんですよ!
主人公の女性が、おばあちゃんから受け継いでいる糠床で
林檎をつける場面があって、それを食堂でも出してはりました。
えっ?って思って、でも、やってみたくて、初挑戦!
意外や意外、これが結構美味しかった!
いつも漬けてる胡瓜やカブみたいに、白飯に合わせるのは
ちょっとダメやと思うけど、お茶うけには絶対良い!
日本茶美味しいやろうなぁ〜って感じのお漬物。
気に入ってしまいました。
もちろん、今朝も胡瓜と一緒に林檎も漬けましたよ!
追伸
小説について・・・
とっても良かった本なので、ご紹介
小川糸著『食堂かたつむり』
小説の内容は、同棲していた恋人に家財道具など全てを持ち逃げ
された主人公の女性が、そのショックで「声が透明」になってしまって、
住む所も仕事もやめて、母親の居る故郷で、自宅の一角で
「食堂かたつむり」を開くという話。
一日にお客は一組限定。
前日までにお客様とコンタクトを取り、何が食べたいか、どういう
お食事会なのかなどを聞いて、そのお客様のことを考え、お客様だけの
お料理を作ってもてなすっていうお話。
全てが手作り。野菜や米はもちろん、お肉や牛乳、チーズなども
全て土地のものを使って、もちろん手作りパンの酵母も自家製。
「食べる=命をいただく」ってことを考えさせられましたよ。
ゆる〜いお話なんだけど、ポイントポイントで、はっとさせられる、
そんなお話。
ゆったりとした田舎の町のほんわか食堂って雰囲気で、
今一番行ってみたいご飯屋さんです!!!