出会いもの
最近ハマッてる作家さん、小手鞠るいさんの本で
『野菜畑で見る夢は』を読んだ。
Amazonの説明には・・・こう書いてあった。
はじまったばかりの恋、終わってしまった恋、復活した恋。
それぞれの、野菜に込められた想い。
そして、3つの物語は、いつしか1つに――
恋愛小説の名手が奏でる、
はじめての野菜レンアイ小説。
そう、まさにその通り。
初めは章ごとに主人公が違って、舞台も登場人物もバラバラ
なんだけど、それが、だんだんと1つの物語になってて。
ストーリー自体も面白くて、あっという間に読んでしまった
んだけど、その中に出てきたひとつの言葉に惹かれた。
「出会いもの」
ブリと大根、鱧と松茸、水菜とお揚げさん・・・
そんな、姿形も性格もまったく違うのに、
なぜか相性がピタっとくるもの。
それを、「出会いもの」っていうらしい。
なんか、すごく柔らかい表現で、私は好きやなぁ。
人間でもそうやんなぁって思う。
友達でも、同じタイプの子もいれば、180%違うタイプの
子もいるし、でも、すごい気があったりして、長く付き合ったり
してるし。
出会いもの
ひとつ良い言葉知ったなぁ・・・