雑司が谷旧宣教師館へ

池袋から東にテクテク。

都電荒川線雑司ヶ谷駅を越えて、雑司ヶ谷霊園を横切り、
イチョウ通りを歩いてすぐのところに、それはありました。

雑司が谷旧宣教師館」

http://com-support.co.jp/local/senkyoshikan/index.html


明治40年に建てられた、近代木造洋風建築で、都内でも数少ない
明治期の宣教師館です。

アメリカ人宣教師のマッケーレブが自らの居宅として建てたもの。

木造総2階建て住宅。
19世紀後半のアメリカ郊外住宅の特色を写した質素な外国人住宅。







1階も2階も、T字型に部屋が3つあって、その周りが廊下に
なってた。

どの部屋にも大きな窓が複数あって、とっても明るい!
そして、廊下も、幅も広いし、明るいし、とても開放的。

窓からは広いお庭が見えて、大きな楠もあったし、花壇も。

そして、いいなって思ったのは、窓。

調べてみたら、住宅用語で「ベイウィンドウ」というらしい。


☆ベイウインドウ☆

台形に張り出した出窓のこと。
窓が張り出している分、室内に広がりが生まれ、
張り出した部分に花やインテリア用品などを飾ることができる。
外観のアクセントにもなる。

とのこと。

お洒落やねぇ。洋館にはつき物ですねぇ。

そして、この宣教師館の玄関わきのベイウィンドウには
ちょっとした特徴が。

1階は斜めに、2階は直角に張り出していた!
(一番最後の写真でわかるかなぁ)

明治40年やから、1907年。今から100年以上も前の
建物やけど、手入れされていたら、こんなに綺麗に残ってる
もんなんですね。